千葉県・八千代松陰高2年鈴木琉胤、第1回順大長距離競技会5000mで初の公認13分台

2023年11月19日に行われた2023第1回順天堂大学長距離競技会5000mで千葉県の八千代松陰高2年鈴木琉胤くんが初の公認14分切、13.51.53を記録した。

2023第1回順大長距離・八千代松陰高

男子5000mで好記録続出

 インターハイ南関東予選を棄権(DNS)して以降、春シーズンは公認記録なしだった八千代松陰高2年鈴木琉胤くん。
 秋になり千葉県高校新人支部予選会を経て、第5回国士舘大学競技会で14.15.38を記録。ペース走と推測されるレースで、このまま実力が分からないままで全国高校駅伝を迎えるのかと思っていたのですが、2023年11月19日に行われた2023第1回順天堂大学長距離競技会5000mに出場し初の公認14分切13.51.53を記録しました。

 失礼な言い方かもしれませんが「ようやく13分台を出したか」という印象。1年秋でもタイミングさえ合えば13分台は可能だったであろう鈴木琉胤くんにだから言えることです。
 まだ高い負荷をかける練習を始めてからそんなに時間は経っていないでしょう。これから1カ月、さらにスタミナ・スピードを増して全国高校駅伝ではその存在感を示してくれることでしょう。

 鈴木琉胤くん以外にも、3年小河原陽琉くんが13.58.96で13分台。3年山本悠くんがあともう少しで14分切の14.02.24。小河原陽琉くんも故障明けだったようです。
 これで、1区・3区・4区のランナーが揃ったようです。八千代松陰高は中距離が強く、5000mも14分30秒切の部員の層が厚いので、入賞ラインに確実に入ったと言えるでしょう。

 今年は、佐久長聖高が異様に強く、また倉敷高には超高校級の留学生キパティくん、須磨学園には折田壯太くんがいるので3位入賞は厳しいかもしれません。仙台育英高も予選では記録を敢えて出さなかった様です。しかし、ここからの上積み次第では八千代松陰高も3位はあるかもしれません。

 以下に八千代松陰の5000m・3000mの全記録を掲載します。関東高校駅伝に出場した部員が参加していませんから、チーム全体としての記録は現時点でもまだ伸びる余地を残しているでしょう。

男子5000m・結果

1 13.51.53 鈴木琉胤(2) 八千代松陰
2 13.58.96 小河原陽琉(3) 八千代松陰
4 14.02.24 山本悠(3) 八千代松陰
18 14.36.44 河田珠夏(2) 八千代松陰
21 14.45.44 林晄生(3) 八千代松陰
27 14.53.50 小林拓斗(1) 八千代松陰
32 14.57.50 栁澤碧泉(2) 八千代松陰
37 15.08.10 河嶋晃汰(2) 八千代松陰
47 15.16.66 中村佑真(2) 八千代松陰
48 15.16.83 加藤洸輝(3) 八千代松陰
50 15.17.84 石毛翔麻(1) 八千代松陰
54 15.21.31 松本大輝(1) 八千代松陰
56 15.21.78 高澤颯(1) 八千代松陰
57 15.22.33 海老原知記(1) 八千代松陰
60 15.27.78 中村伸太朗(3) 八千代松陰
63 15.28.36 加納大喜(2) 八千代松陰
65 15.29.63 矢吹惺真(2) 八千代松陰
73 15.45.81 渡邊太智(2) 八千代松陰
74 15.46.78 小川天之介(2) 八千代松陰
76 15.48.76 樋沼柊月(2) 八千代松陰
88 16.09.77 中島貴一(2) 八千代松陰
89 16.10.86 佐川泰梧(2) 八千代松陰
91 16.16.22 白井涼(1) 八千代松陰

男子3000m・結果

24 09.24.69 奥田輝(1) 八千代松陰
25 09.25.27 秋山大耀(1) 八千代松陰
34 09.31.00 多田有佑(2) 八千代松陰
36 09.37.22 幾野優斗(1) 八千代松陰
37 09.37.39 松宮志恩(1) 八千代松陰
48 09.57.12 万木陸叶(2) 八千代松陰
52 10.04.85 山崎正太郎(1) 八千代松陰
タイトルとURLをコピーしました