男子は仙台育英が総合記録2:01:32で優勝 | 2019全国高校駅伝

12月22日に実施された全国高校駅伝・男子。男子は仙台育英高が総合記録2:01:32で優勝。層の厚さで倉敷高との熱戦を制した。

2019 全国高校駅伝・男子

  • 2019年12月22日
  • たけびしスタジアム京都(西京極)発着
  • 総合結果
全国高校駅伝
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2019 全国高校駅伝・男子

仙台育英が総合記録2:01:32で優勝

1区喜早駿介くん(3年)は、終始先頭集団の中、目立たない位置でレースを進め、トップと10秒差、6位で2区へ襷を託す。2区のスピードランナー白井勇佑くん(2年)の存在、1区+2区セットで捉えれば十分な走りだった。個人的には区間賞を期待したのだが。

その白井勇佑くん(2年)は2区区間賞。競り合った中距離ランナー、八千代松陰高・石井優吉くん(2年)には、僅か2秒の遅れをとったが思惑通りの展開であったであろう。

3区吉居大和くん(3年)。23分55秒と24分を切る見事な走りであったが、敢えて苦言を呈すれば区間賞を獲って欲しかった。予想していた通り八千代松陰・石井一希くんとの並走で留学生倉敷・キプラガト君を追う展開。4名程の集団になるかと思っていたが2名での追走だった。
中盤から腹部に差し込みが来たらしく本来の力を発揮することができず区間8位に終わった。最低限の走りは維持できたが、将来の日本長距離を背負うことを期待される逸材であれば不満の残る結果。本人が一番感じているであろう悔しさを次のステージで晴らすことを期待する。

県予選のアンカーから4区に変わった菊地駿介くん(3年)。その記録、23分19秒は素晴らしい。だが今年はレベルが高く区間4位。例年であれば区間賞でもおかしくない記録である。後半から倉敷高を追うという戦略だったようだが、倉敷も強い。離されなかったことは十分評価に値する。

5区山平怜生くん(2年)は来年度のエースと期待されるランナー。このクラスの走者を5区に配置できるのが今年の仙台育英の強さだったのだろう。3キロ区間ではあるが厳しい区間の5区で区間4位、8分40秒でまとめ、6区留学生ディラングくん(2年) に襷を託す。

第5中継所時点で倉敷高の逃げ切りもあるかと思わせる差であったが、12月になって上げてきたというディラングくん(2年)。圧巻の走り、区間新記録14分06秒で、すぐにでもトップ倉敷高に追いつける差で襷をアンカー吉居駿恭くん(1年)へ託す。優勝の殊勲賞は一人だけに与えられるものではないが、敢えて誰かと言えばディラングくんであろう。留学生を6区に配置できる層の厚さは勝因であるとすれば殊勲賞はサポートメンバーを含めチーム全員であるのだが。

そして7区アンカー吉居駿恭くん(1年)。冷静だった。敢えてすぐに同走には持ち込まず、ゆっくりと差を詰めて並走へと持ち込む。倉敷高7区長塩寛至くん(2年)がスローだったため、前に出て様子を観ながら仕掛け所を探していたようだが、スプリントに自信のある吉居駿恭くんはトラック勝負と、思っていたより早い段階で判断していたのだろう。

何時仕掛けるかと思っていたが、倉敷高・長塩寛至くんが前に出る展開。西京極接続路の石畳も仕掛けない。焦りは全くなかった。
トラックに入り、外に持ち出す不利を回避するためだろう、ラスト300mで前に出る。徐々にトップスピードへと持ち込み、以降一度も先頭を譲ることなくラスト100mで全力の走り。見事に熱戦を制し優勝を勝ち取った。そのスプリント・長距離ロード走破力・判断力。兄、吉居大和くんと共に将来を期待させるランナーだ。
ゴールした弟、吉居駿恭くんを抱きしめる吉居大和くん。その眼には涙が滲んでいる様に見えた。心配だったのだろう。

仙台育英高、もっと行けたと思う。ピークが県予選だったのかもしれない。
真の復活を遂げた仙台育英学園高校。これからは再び、佐久長聖・倉敷・世羅などと共に強豪校として目標にされる存在になるだろう。

2019 優勝・仙台育英 総合記録

1位 2:01:32 仙台育英
通算順位 区間順位 氏名
1 6 0:28:58 6 0:28:58 喜早駿介(3)
2 3 0:37:05 1 0:08:07 白井勇佑(2)
3 3 1:01:00 8 0:23:55 吉居大和(3)
4 2 1:24:19 4 0:23:19 菊地駿介(3)
5 2 1:32:59 4 0:08:40 山平怜生(2)
6 2 1:47:05 1 0:14:06 ディラング(2)SR
7 1 2:01:32 9 0:14:27 吉居駿恭(1)
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