八頭高、1秒差で接戦を制し全国へ | 鳥取県高校駅伝・男子

2022 鳥取県高校駅伝・男子

八頭高が1秒差で鳥取城北高に競り勝ち優勝、全国代表の座を手に入れました。

八頭高、1秒差で接戦を制し全国へ

 2022年10月30日、サカイ・マリンマラソンコースで行われた鳥取県高校駅伝。

 男子の部、序盤出遅れた八頭高は3区山田雅貴くん(3年)が流れを引き寄せ1分30秒差3位で4区山本琉楓くん(3年)へ。山本琉楓くんはその差を逆転し、2位鳥取城北高に8秒差を付け1位で5区へと襷をつなぎました。ともに区間賞の走りでした。

 そしてここから八頭高と鳥取城北高の激戦が始まります。6区終了時点で同タイムで最終7区へ。

 最終7区、八頭高は山本光空くん(1年)、鳥取城北高は奈羅尾瑞生くん(3年)。途中何度か切り離しを試み仕掛けたのかもしれません。もしくはお互いに牽制し合ったまま同走していたのか。接戦の最終区は難しいのでどちらも正解だったかと思われます。

 結果は僅か1秒差で八頭高が1位でゴール。鳥取城北高は僅差で涙を呑みました。

 最終区同走の常とう手段は、相手を前に出し力を使わせ、ゴールまで持つ地点まで来たら一気にスパート、でしょう。しかしこれは仕掛けどころが難しい。相手の方に力が残っていたら抜き返されますし、お互いに同等の余力であれば先に仕掛けた方がその時間差のままゴールです。おそらく後者の方だったのではないかと思われます。

 どちらが勝ってもおかしくないレースでした。1位八頭高は全国高校駅伝で頑張ってください。2位鳥取城北高はこの悔しさを糧に次のステージへ。

競技結果

1位 2:10:11 八頭
通算順位 区間順位 氏名
1 3 0:31:58 3 0:31:58 山口優(3)
2 3 0:40:50 3 0:08:52 山本暖(2)
3 3 1:05:31 1 0:24:41 山田雅貴(3)
4 1 1:30:28 1 0:24:57 山本琉楓(3)
5 1 1:39:41 2 0:09:13 戸松愛翔(2)
6 1 1:54:54 2 0:15:13 古田瑞樹(2)
7 1 2:10:11 1 0:15:17 山本光空(1)
2位 2:10:12 鳥取城北
通算順位 区間順位 氏名
1 2 0:31:09 2 0:31:09 田中琉聖(3)
2 2 0:39:55 2 0:08:46 前田耕二郎(2)
3 2 1:05:24 3 0:25:29 村尾恭輔(1)
4 2 1:30:36 2 0:25:12 永見進之介(2)
5 2 1:39:47 1 0:09:11 竹内優貴(1)
6 2 1:54:54 1 0:15:07 細川直太朗(1)
7 2 2:10:12 2 0:15:18 奈羅尾瑞生(3)
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